最後から二番目の真実

主にミステリの感想

今更ミステリと呼ばないで

最近雲上四季 - ひぐらしのなく頃にはミステリと言えるのか?や、【ひぐらし】 「ひぐらし」の理想と現実と「うみねこ」 などでひぐらし=ミステリとする方が増えてきているように感じられます。以下はそんな直観を元にしているので間違っていたら只の馬鹿だと思って無視してください。

まずは雲上四季 - ひぐらしのなく頃にはミステリと言えるのか?さんでは「七回死んだ男」やプロバビリティの犯罪との連想から「ひぐらし=ミステリ」の図式を語っていますが、これは少々不自然な点があると感じます。

まず、例であげた「七回死んだ男」や、プロバビリティの犯罪などは「本格ミステリ」の例で語っています。ここから結論を出すなら「ひぐらし=本格ミステリ」が妥当でしょう。しかし、実際はひぐらしは明らかに本格ミステリではありません。ここで違和感を感じました。もちろん「ひぐらし=ミステリ」自体はありだとは思います。ホラーや冒険小説など、ミステリーとは基本的にエンターテイメントなら何でもありなジャンルだ、と思うからです。

とはいえあの言い方では「ひぐらし=本格ミステリ」、という図式と勘違いさせやすいものになっています。「ひぐらし=ミステリ」の根拠には不適切です。

そして【ひぐらし】 「ひぐらし」の理想と現実と「うみねこ」
こちらでは驚異のジャンルわけは作家がやるというトンデモによる擁護が入りました。もうあほかと。部分部分を見ればジャンルが違うように見える小説は多いです。島荘なんかそんな作品ばっかな気が。早い話が大切なのは全体の主題であってパーツごとの見え方の問題ではありません。

いくらなんでもな話かな、と。ひぐらしは広義の、エンタメとしてのミステリではあると思いますが、本格の文脈で語るべきではない、あるいは語るのが適切ではないし、ルール推理も条件が厳しくて無理だとも思います。こういった本格の文脈で語ることでどんどんひぐらしがつまらなく感じられてくるので勘弁して欲しいです。