最後から二番目の真実

主にミステリの感想

QED 諏訪の神霊

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス タS- 22)QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス タS- 22)
(2008/01/11)
高田 崇史

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今回も現実の事件のほうは適当というか、歴史と関連性があるだけというか。一方で諏訪の御柱祭の謎解きは少々急ぎ足ながらも納得な結論が出ています。

本読みの憂鬱:高田崇史『QED 諏訪の神霊』でもいわれいるように祟の論理はもう読者もよく知っているのである程度想像できます。

ただやはり祟説はなかなか説得力があります。最近は何でも製鉄製鉄でくどかったですが今回は新味があったのが良かったです。ミシャグチ神の謎や諏訪の七不思議といった要素も久々にミステリらしさを出しています。

で、今回は近くに自分が住んでいるので実際に見に行って見ました、諏訪大社。時間の関係で下社にはいけませんでしたが御頭御社宮司社にもいってきましたよ。


まずこれが上社と下社の位置関係および御柱曳航の図。距離の離れ具合、御柱を切り出す山の違い、こうしてみると上社、下社は別物の神社のようにも感じます。





春宮、秋宮の略図。本殿のない特殊な形の神社だとわかります。また春宮は東西南北と微妙にずれて御柱が建てられています。ここから四神説は微妙に感じます。







上社の前宮、本宮の略図。本宮では御柱は四隅に立てられていません。境界説も微妙ですね。ちなみに次が御柱の写真

御柱

ちょっとぼけてますが先っちょはとがっています


これが十間廊。御頭祭ではここに生贄が捧げられます。御頭祭の写真があまり見つからなかったのですがいかに載せておきます。雰囲気程度に


御頭祭は酉の祭りと書かれていることが多かったです

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で、これが御頭御社宮司社。街中にぽつんとありました。結構寂しい感じでしたね。土着神の割りに忘れられているというか。ここにも周りには御柱が立っていました

ざっと見ただけですが諏訪大社の荘厳さに比べ御社宮司社の裏寂しさは悲しいものがありました。出来ればこちらも参って、といいたくなるぐらい。

今回は特別バージョンでお送りしました。