最後から二番目の真実

主にミステリの感想

腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿

腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
(2005/07/16)
西澤 保彦

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本格ファンなら見逃せない名探偵が登場!市民サーヴィス課職員の腕貫男が出張所の窓口で、事件の謎を次々と解明する痛快ミステリー。

大学、病院、警察署にオフィスビル内に現れる「市民サービス課」の腕貫職員が安楽椅子探偵さながらに謎を解く、というスタイル。

第一話の「腕貫探偵登場」ではその腕前はあまりハッキリしない探偵だが、以降どんどんパワーアップしていきラスト近くはかなり無茶なロジックが出てきます。とはいえ、じゃあ興ざめするかというとそうではないです。納得な結論が出てくる過程のやり取りや各話のバリエーションが豊かなのでなかなか楽しめます。

お勧めは「スクランブル・カンパニィ」がキャラ的に楽しめる。ミステリ的には「喪失の扉」が良かった。

これを書いてて気付いたけども各話のタイトルは元ねたがありそうな。「喪失の扉」は「夏への扉」か?「すべてひとりで死ぬ女」はなんだろう?