最後から二番目の真実

主にミステリの感想

ベスト本とジャンルの閉塞性 -ラノベ読者は案外狭量?-

さてさて、ベスト本も今年分はほぼ出揃いつつある状況ですが、あまり読まないジャンルをベスト本をきっかけに読む、なんてのは結構ありがちですよね。で、自分も普段はミステリばかりなのでここはぜひ他ジャンルもと今勢いのある(文芸は数年勢いが続くので追いつきやすいです)ライトノベルを読んでみようと思ったわけです。中学時代はスレイヤーズ!やら流行ってたなぁと思いつつ「このライトノベルがすごい!」を手にとって見ました。


 で、驚いたわけです。60位まで発表されていましたが、すべて「ライトノベルで有名な出版社」のものばかり!!ライトノベルというと「少年少女、あるいはアニメを良く見る層」向けなハッキリ言うと「ヲタク向け」だと思っていました。彼ら(自分もアニメは良く見るのですが)結構「面白ければ何でもあり」なボーダレスに物事を楽しむ傾向があると思っていました。けれどもこの結果を見ると決まった出版社の決まった作家の話題作ばかり読まれるっぽいです。思ったよりアンテナは低いのだなぁ、と。






 で、ここからが本題ですがこのミスなんか見ると他ジャンルに投票する人って結構いるよね、ラノベはそこら辺だめだよね、と書いてライトノベルを腐そうかと思っていたのですが、あにはからんや、このミスもミステリ系出版社ばかりでした。人のことは言えませんでしたという落ち。チャンチャン。