最後から二番目の真実

主にミステリの感想

探偵小説は「セカイ」と遭遇した -笠井潔 ようやく第Ⅱ部読了

ようやく第Ⅱ部読了しました。

長かった。

「ベルトコンベアは停止した」

これは笠井氏が売られた喧嘩を買ったといった内容で、今までの論をもう一度噛み砕いたものでしかありません。よって今更新たな感想はありません。

ただ、「評論は小説の前に立たない。立てないのだから」といった有栖川氏には失望しました。評論を小説より一段下に見るような人だったとは。残念。それ以外でも波風立てないように意見を表明する人も多かったことを思い出しました。ここはもう、思いっきり波風立てたほうが面白いことは確実なのに保身的に意見を表明するのはなんか矛盾的でした。そういった点でも殆どの人に対して創作家としての才能と印象はあくまで印象だということを確認しました。