最後から二番目の真実

主にミステリの感想

出版業界を目指す人へ -講談社の場合 一次面接と二次面接

昨日の続きです。

筆記試験を通ると3月末ごろに一次面接になります。この時点で残っている人は700人超。なので筆記試験の倍率は3倍程度です。この後も3倍の倍率で選考が進んでいきます。


 一次試験ではエントリーシートとは別に「一次面接シート」なるものを書かされます。筆記試験合格のページからダウンロードして書くわけです。中身はエントリーシートと似たような内容になります。「あなたのお勧めは?」「あなたの失敗で周りが徹夜で仕事になりました。どうします?」などなど。

ここに書いた事を面接で尋ねられます。面接官は現場に近い方が任されるようです。雰囲気は非常に話しやすく、こちらの気持ちを汲むように聞いて貰えます。おそらく人となりを見ているものと思われます。面接シートに書いたことをどの程度考えて書いたのか、なぜこのようなことを書いたのかを聞かれます。きちんと答えられるようにしておいた方がいいと思います。このとき面接は各志望部署ごとに行われるようです。ただ時間の関係上マンガ志望の方が文芸の人達に混じったり、文芸の人がマンガの人に混じったりもします。ただ、面接はこちらが一人相手は3人で行われます。ちなみにこの面接から講談社本社で行うのでちょっと楽しかったです。




 次は二次面接ですがここでは200人超が進みます。ここでは各部署の編集長格の方が面接を担当されるようです。自分のときは唐津さんが面接を担当されていました。ここでは3人の面接官がおられるのですが、一人は圧迫担当、一人はフォロー担当、一人は司会進行担当のようです。自分はここで面接官の方と喧嘩になってしまいましたが、後の選考に進めたことを考えるとここでははっきりと自分の考えを言っていく事が重要なのでしょう。私はここで「東野圭吾は浅い」やら「メフィストはやる気が感じられない。最近の受賞者は酷い」とか「西村京太郎は名探偵シリーズが好き」とか言いたい放題言ってしまいましたが、後々考えると面接官の方に上手に誘導された気がします。

ここでは「自分を嫌いな人に作家さんは担当して欲しくないよね」や「君の企画は儲からなさそうだね」など厳しく問題点を指摘されました。あなたにとって厳しい状態になったときどう対処していくかを言える様にしておいたほうが良いと思います。

今日はここまで