最後から二番目の真実

主にミステリの感想

密室の如き籠るもの

密室の如き籠るもの (講談社ノベルス)

密室の如き籠るもの (講談社ノベルス)

猪丸家に突然、謎の女が現れる。その名は、葦子。狐狗狸さんのお告げを伝える彼女が後妻に来てから、何かがおかしい…。そんなある日、屋敷の二階で密室殺人が起きた。惨事の元凶は狐狗狸さんなのか、はたまた…。旧家をおそった凄惨な事件を、刀城言耶が解明する(「密室の如き籠るもの」)。表題作ほか、全4編収録。シリーズ最新作。amazonより引用

どうにも冴えない感のある三津田氏の短編。それは長編の出来を求めているからで……と言い訳も出来ますが、正直それでフォローは完全には出来ないのが本音。


しかし、表題作の「密室の如き籠るもの」、プラス「迷家の如き動くもの」は良かった!
短編ではどうしても怪奇趣味を出し切れていない感じでしたがこの2作は上手く「推理小説+怪奇小説」が出来ていていい感じでした。迷家は特に「怪談を語る」と言う事を上手く物語に組み入れられていて中々面白かった。