最後から二番目の真実

主にミステリの感想

なみだ研究所へようこそ! -鯨統一郎

なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子 (ノン・ノベル)

なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子 (ノン・ノベル)


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港区六本木にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。新米臨床心理士松本清は、そこへ大学の恩師に薦められ見習いとして赴くことになった。研究所の所長・波田煌子は数々の臨床実績を持つ伝説のセラピスト。が、松本はほどなく愕然とすることになる。波田の幼い容姿と同じく幼い知識と、トボけた会話。果たしてこんなことで患者は治せるのか?不安になる松本をよそに、波田先生の不思議な診療が始まった…。推理界の奇才が放つ、ユーモア溢れる本格推理の決定版。 (amzonより引用)


なんかこう、安易な感じがする短編集ですがラストでいい感じに締めたので文句も言いづらいというか、なんと言うか。


サイコセラピーの治療法?をネタにした短編集なんですが、その治療法と結末が安易に直結しちゃっているのはどうなんでしょうか?ここまで安易なら思い切ってもっとおちゃらけた感じにしたほうが良いような気がします。今作のように少しあるかもしれない感じを取り入れると却って医学的な問題なんかと絡んでこないかと大丈夫なのかと心配になってきます。


とはいえラストはちょいといい話チックに纏められているので文句も言いづらい。