最後から二番目の真実

主にミステリの感想

百物語 浪人左門あやかし指南 -輪渡颯介

百物語 浪人左門あやかし指南 (講談社ノベルス)

百物語 浪人左門あやかし指南 (講談社ノベルス)


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江戸で剣術修行中の甚十郎は、兄弟子・鉄之助に頼まれ、和泉屋による百物語怪談会に、
渋々顔を出す。明け方、百話目を話しおえた和泉屋が、突然姿を消してしまった。
事件の手がかりは、呪われた絵や天井を歩き回る足跡!?
奇妙な百物語に秘められた意外な真相を、恐がりで一途な甚十郎と、怪談と酒を愛する孤高の剣豪・左門が解く!! (amazonより引用)


前作同様そつのない綺麗な作風で手軽に時代小説が味わえる作品。


今回は百物語が題材で(実際に百とはいかないまでも)十ほどの怪談が読める。さらりとした書き方と少しづつ繋がっていく作風なのでヴォリュームを求める人には難しいかもしれないが、講談社ノベルスでは珍しい時代物と骨のあるミステリを楽しめるのは非常に嬉しい。


三作目も既に出ているようなのでこのまま順調に書き続けてもらいたい