最後から二番目の真実

主にミステリの感想

しらみつぶしの時計 -法月綸太郎 読書中

しらみつぶしの時計

しらみつぶしの時計

使用中

小説家新谷弘毅は嘆息した。担当編集者がミステリのいろはも知らないからだ。とはいえ仕事の話と言うこともあり新谷は一つの腹案を語る。しかし一通り語った後急に腹が痛み出しトイレに駆け込むと……

いきなり下ネタからスタート。発想が結構面白く、ツイストの効いた話。こんな編集者はいるんだろうなぁ


ダブルプレイ

木島省平は妻にうんざりしていた。けんかをした後いつもどおり憂さ晴らしにバッティングセンターへと向かうとそこで交換殺人を持ちかけられて

これはすごい。交換殺人物に幾重にもひねりを加え、オチの部分にも交換殺人ネタでオチをつけている。面白い


素人芸

浪費家の妻が今度は腹話術人形を購入した。そのことに怒った夫は思わず妻を殺してしまう。

これはひどい。苦肉の策といった感じ。


盗まれた手紙

レンロットの元に一つの重要事件が持ち込まれる。厳重に施錠された金庫から手紙が盗まれたと言う。

いいじゃない。結構巧みに考えられた手紙の受け渡し方法からいかにして手紙を盗み出すか、上手く考えられている。頭の体操にぴったり。キャラクターがアレなのはポォの「盗まれた手紙」の法月流解釈なのだろうか


イン・メモリアム

特になし