最後から二番目の真実

主にミステリの感想

神様のパズル -機本伸司

神様のパズル

神様のパズル

「宇宙は作ることができるのか?」 究極の問題に、天才女子学生&落ちこぼれ学生のコンビが出す答えとは? 存在感ある人物像、壮大なテーマに真っ向から挑み、見事に寄り切った作品。第3回小松左京賞受賞作。(amazonより引用)

宇宙創世を題材にした青春モノかと思いきや、本当に作ろうとしてしまうのには驚き。


リアリティの面ではインパクトと絵面重視でそこまで本物らしさは無いですが、そこは好き好きか。空中に加速器のコライダー部を作っちゃうのは冷却効率と放射線の問題で確実にやめたほうが良いですが、絵的には綺麗ですよね。山の中にコンクリの直線と円が組み合わさって頭上でクロスしているのは如何にもカッコイイ。


逆に中々加速器が稼動しないのはLHCが延期延期しているのを考えると非常にリアル。二進も三進もいかなくなってどうするんだという状況もあるある感が出てる。


中々面白かった。