最後から二番目の真実

主にミステリの感想

荒野のホームズ、西へ行く -スティーブ・ホッケンスミス

荒野のホームズ、西へ行く (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1825)

荒野のホームズ、西へ行く (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1825)

仕事にあぶれたおれたち兄弟はふとしたきっかけで鉄道会社に雇われ、鉄道保安官の職に就くことに。荒野に出没する強盗団から列車の乗客と鉄道会社の財産を守るのだ。ところが、乗りこんだ急行列車にはワケありの乗客と怪しげな荷物が満載。はたせるかな、サンフランシスコ目指して列車が走り出したとたん、手荷物係が何者かに殺害された。もちろん、かの名探偵の魂を宿す兄貴のオールド・レッドが、この事件を見逃すはずもない。体調不良にもめげず、さっそく調査と謎解きに乗りだすが……痛快カウボーイ探偵が、愛馬を列車に乗り換えて大活躍! 好評のシリーズ第二弾登場(amazonより引用)

前回、牧場を去った二人が仕事を求めた結果乗ることになった大陸鉄道。兄のオールド・レッドは鉄道が苦手で始終参り気味。兄弟には鉄道強盗が現れ、鉄道に乗る人々にも何かありそうな雰囲気が……

こんな雰囲気で始まる冒険譚は今回も痛快!オールド・レッドが頭脳を働かせ、ビッグ・レッドが口を働かす。しゃべりもプロットも一流というべきおもしろさ!鉄道を追っかけるスリリングな展開や今回もやっぱりある恋のロマンスやてんこ盛りのストーリーを楽しめる。

兄弟の中にも危機が起こったり、ちょいと悲しい動機に胸が苦しくなったり、良いシリーズだよね、これ