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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

容疑者Xの献身はびっくりするほどの格差社会だと思う

昨日、映画版「容疑者Xの献身」を見たわけだけど、これはやっぱり強いやつが弱いやつを徹底的に叩く話なんだなぁと思ったわけです。

原作だと湯川はイケメンではないように書かれていたわけだけど、ドラマや映画だと福山雅治でしょう。顔はイケメン、相棒に柴崎コウと原作にプラスの要素が強すぎるわぁ。人生完全に勝ち組でもう嫌味にしか見えん。


石神が必死に考えて作った完全犯罪を一度は見逃す気になっていたのに、柴崎コウの一言でひっくり返してあえて花岡母に真相を話す。その上で石神に花岡母をぶつけて情に訴える作戦でしょう?卑怯すぎるわ、そりゃ泣くわ。


映画だとなぜ見逃すことを止めたのかがハッキリしないせいもあって湯川の自己満足にしか見えない。

しかも前から違和感があったけどもホームレスの人に対して冷たすぎる。パズルのピースとして扱ったことに対して何も非難しないのはなぜだろう?

湯川→石神→技師の順に徹底的に痛めつけるお話は見ててつらい。時代性ってやつですかね。