読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

最後から二番目の真実

主にミステリの感想

出尽くしていても問題ないでしょうという話

よく言われる「もう既に○○は出尽くしている」系の話ってちょっと違うと思うわぁ

ミステリで言うところの「トリックは出尽くしている」でいうと

1.既に出尽くしてたって組合せりゃ良いじゃん

出尽くしたトリックがn種類あるとするとそれを2種類組み合わせるだけで
n^2
も一個組み合わせると
n^3
組み合わせていくとそれだけで指数関数で増えていく。そこから使えない組み合わせを除いていっても結構残るよなぁ、と

2.時代が変われば味も変わると思うんだよ

同じ密室トリックでも時代が変わればまた新鮮な味が出るでしょう、と
携帯電話が出回り始めたころの携帯電話トリックと今の携帯トリック。同じでも見え方は変わってくるでしょうよと

十角館の殺人」と「オイディプス症候群」、だいぶ違うでしょう?トリック一緒だけど
この二つの間に流れた時間を考えると単純に同じトリック、同じ味と言い切れないわぁ

3.そもそも作者ごとの味があるじゃん

4.というか本当に出尽くしているの?

これに関してはもっと語られていい気がするけど、特に語り尽くされてないよね?
そもそも出尽くしているなら全て挙げて説明すりゃいい気がするのになんでないんだろう?
類別トリック集成みたいにやればいいような

と言うわけで別に出尽くしていても問題ないし、いい訳にはならないでしょう
私は出尽くしていないと思っています。思い込んでいます

そしてもちろん、今年もミステリに期待してます