最後から二番目の真実

主にミステリの感想

これから自動車はもっとリコールが起きるかも

プリウスのリコール騒ぎが早くも一段落した感じがあるけど、自動車の電化に関しておそらくこれから確実に、多く起きるリコールがある

それは「ICの異常」によるリコール。今回のプリウスのリコール騒ぎは違うけども、これから自動車はドンドン電気自動車化されていくはず。そこには今まで関係してこなかった電機会社が、シャープやソニー、その他レッドオーシャンを生きる家電業界が特に参入してくるだろう。現に既に参入している会社もいるわけだからまして、電気という彼らが得意な分野に自動車が変化していくのだから間違いなく参入してくる。


で、そうなると確実に起こるのが半導体の不具合。電機機器はおよそ常識的な温度で動作するように作られているのだけども、自動車用半導体は−40〜200度程度。極寒のシベリアから灼熱の砂漠までどこで走られても大丈夫なように設計されている。どこで止まっても人の命に関わってくるから。そのためにICもかなり厳しい選別をかけているし、他の部品でもそう。それでもアメリカのトヨタ車でアクセルが戻らなくなる問題が出るように、想定していない不具合が起きてくる。でも家電屋さんたちはそこまでの温度領域で動作保証を掛けることは難しい。シリコンの物性が大きく変化して補償回路や安定化に多大な労力がいるから。

そんな過剰品質が求められる自動車業界に安易に家電屋さんが入ってきたらどうなるか。間違いなく不具合を出す。彼らにはわからないノウハウが山ほど自動車にはあるわけで、ただ電気で動くようになったからと参入してくると痛い目に遭うことは間違いない。

そうなるとリコールはかなり起きてくる。トヨタがプリウスやレクサスのハイブリッドにどれだけ品質を求めているか、命をかけているかを知ると電気自動車の時代はもっと先になるのかなぁと思うほど。

あと10年は民生用に電気自動車は普及しないかも。公共バスやタクシーには案外早く普及するかもね。品質保証がかけやすいし。

雨後の筍のようなハイブリッド、電気自動車には手を出さない方が賢明かもしれない。社運を賭けて出すようなやつは大丈夫だと思うけど、下手に有名家電メーカが関わったやつは不安だね。正直。