最後から二番目の真実

主にミステリの感想

汚れた守護天使 -リザ・コディ 堀内静子訳

汚れた守護天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

汚れた守護天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ちょっといいかい?あたしは顔も頭も良くない。だけど悪役女子プロレスラーとしてはうまくやってる。それなのにある夜、警察の手入れを受けたクラブから若い娘を救いだし、家に連れ帰ったときから不審な男たちに追い回されるようになってしまった。あの娘が原因らしいけど、だからって見捨てるなんてできない。あたしがカタをつけてやる!正義感と人情味溢れるヒロイン、エヴァの奮闘を描く英国推理作家協会賞受賞作。(amazonより引用)

かっこいいね。車や財布を盗むことを何とも思っていない、むしろ「盗んでくださいってことさ」とえらく威勢良く盗むせいで却って清々しい。そういう不良?なところがありながらも憧れのレスラーハーシュにときめいていたりする、エヴァがかっこいい。

決して美人でない、というか不細工というのがいいね。美男美女で世界が出来てるわけじゃないんだから。はっきりと考えて警察の言いなりにはならない。生き別れの姉シモーヌに会おうとがんばってたり(でもたぶんシモーヌの方は会いたがってない)、生き生きとして読んでて気分が良くなってくる

人生の清涼剤だよ