読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

最後から二番目の真実

主にミステリの感想

闘う守護天使 -リザ・コディ 堀内静子訳

闘う守護天使 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

闘う守護天使 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ふざけんじゃないよ、あたしよりすごい悪役レスラーが、いったいどこにいるってのさ。なのに、あたしはクビになっちまった。そのうえ警備の仕事もしくじった。これじゃ踏んだり蹴ったりだ。ところが、捨てる神あれば拾う神ありってやつか、あたしにも運が向いてきた。例によって失敬した車の後部座席に、大金ギッシリの鞄が…すると、今度は好事魔多しってやつかな、奇妙な連中があたしのまわりをうろつきはじめた。いったいどうなってんだい!タフで無邪気で憎めない、エヴァ・ワイリー・シリーズ第三弾。(amazonより引用)

今回もエヴァが大活躍する痛快ミステリー。デビュー作から段々厳しい状況に落ちていたが今回は家まで失いかける、殺人まで犯してしまう。それでも前向きに明るく悪態をつくエヴァは魅力的だ。

何よりエヴァに彼氏が出来るあたりが信じられん。矢吹駆が愛を語ったとき以上に驚きだね。相変わらず口が悪い事に変わりがない中でそれでも慕ってくれる男がいるなんて、しかも暴飲暴食で太っている時に。2作目でレスリングの世界から追い出されたがそれでも復活することを諦めないタフさ、実の姉に良いところを見せようとする子供っぽさ、最後まで姉のシモーンを信じ切る純真さ。気持ちの良い人間とは彼女のことだね、お近づきにはなりたくないがね

面白いよ