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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

嘘喰い 18巻 -迫稔雄

嘘喰い 18 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 18 (ヤングジャンプコミックス)


テレビで暴露話編の9割消化まで。今回はまぁ、つなぎの話ということでおおよそチャンミダの活躍とノワさんの孫のふがいなさ、ひたすら踏み台にされる磨黒さんに合掌して苦笑いするのが正しい楽しみ方?かな。

ところで、チャンミダが毎度こんな勝ち方してたら常時体ボロボロだよね。あと梶ちゃんが地味に成長しているのは面白いね。そのうち梶VS獏をやってもらいたい。お楽しみは次の零号登場かね。

今回のマキャベリカードはルールそのものをどう活かすかより、ルールの境界線がどうなっているのか、が焦点だったわけだけど、これって結構危険なところに踏み込んでいっているよね。

漫画という媒体である以上読者はあくまで受身で情報を咀嚼するだけで、作中の登場人物がやるように能動的に境界線のあやふやさを調査できない。読者は基本的に「常識的に考えればここはこうなっているだろう」と予測するわけだけども、決してそれは確信あふれる根拠のある予想ではないわけで。今後もこういった「境界線を突く」話をやっていくのならやっぱり廃坑のテロリスト編のようにトンでもトリックで度肝を抜くか、ライアーゲームのようにわかりやすく見抜かれるものか、複雑すぎて考える気も起こらないものにするか、このあたりしか無い気がするなぁ。

できれば嘘喰いでは「トンデモトリック」と「あんた、嘘つきだねっ」を楽しみたい。