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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

こめぐら -倉知淳

こめぐら (倉知淳作品集)

こめぐら (倉知淳作品集)

密やかなオフ会で発生した謎。男たちが真剣に探し求めるのは、とんでもないものの鍵だった!?キツネさん殺害事件の容疑者は当然ながら(?)どうぶつばかり。“非本格推理童話”の結末は?1994年の本格的作家デビュー以来、コミカルで上質なミステリの執筆に取り組んでいる著者が、16年のあいだに発表したノンシリーズ作品を集成。ボーナス・トラックとして、猫丸先輩探偵譚を一編収録。(amazonより引用)

・Aカップの男たち
・「真犯人を探せ(仮題)」
・さむらい探偵血風録 風雲立志編
・遍在
どうぶつの森殺人(殺獣?)事件
・毒と饗宴の殺人

やたら長い後書きの短編集。

倉知淳らしい、とぼけた作品ばかりで読んでいてニヤニヤしてしまう。頬が緩みっぱなし。どの話も結局は脱力気味に外した真相があって、このギャップがおもしろい。

アリバイものと見せかけて……、とか、日本の話と見せかけて……、とか、の視点をずらすおもしろさだったり、別の作品では人のしょうもない癖(ゲンをかつぐ時って結構あるよね)から真相を引きずり出したり(”推測”レベルだけども)。

こういった「しょうもない」所からするすると変わった物を引きずり出すのはおもしろいなぁ。笑いとしてもミステリとしても。

おもしろい!