最後から二番目の真実

主にミステリの感想

まっすぐ進め -石持浅海

書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。友人の紹介でその女性・高野秋と偶然にも知り合う。やがて始まるふたりの交際。関係が深まる一方で、秋にちらつく深い闇は消えない。そして、ついにその正体が分かる時がやってくるのだが…。(amazonより引用)

石持流の恋愛小説は冷めていながらも信頼しあう二人を描くことで成立している。変わった出会いだった二人の周りで起きる些細な事件、そこから二人の主義や思考、関係性が描かれている。それがどこか変わっていながらも信頼しあっている事がこちらに伝わってきて面白い。

ただ、ツイストやアクロバティックな展開がないため非常に淡々と話が進み、ワクワクはない。その辺りが残念だが、石持流の恋愛小説と考えれば問題ないか。

難しい。