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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

ハンプティ・ダンプティは塀の中 -蒼井上鷹

7月某日、午後3時ちょい過ぎ。おれが外の自由な世界から締め出された瞬間だった。第1留置室の新入りとなった和井は、そこで4人の先客と出会い…。第1留置室で繰り広げられる、おかしな謎解き合戦5編を収録したミステリ。(amazonより引用)

・古書蒐集狂は罠の中
・コスプレ少女は窓の外
・我慢大会は継続中
・アダムのママは雲の上
・殺人予告日は二日前

全体的にひねりが効ききらない感じがして、どうもすっきりしない。納められている5つの短編はどれもツイストがあって、意外な落ちが待っているんだけどどれももう少しひねりが足りない感じがしてしまう。

その中でもベストは「古書蒐集狂は罠の中」。最初だけあってこのシリーズの落ち着きどころが分からず、どうとでも落ちがつけられる状態なため却ってこの落ちは面白い。留置場の中の仕組みや意外にからっとした雰囲気などはとても面白い。

以降は留置場の中の「日常の謎」と言った感じ。

うーん