最後から二番目の真実

主にミステリの感想

カンニング少女 -黒田研二

都立K高校3年・天童玲美は、姉の死の真相を探るため、最難関私大・馳田学院入学を決意する。今の学力では合格が覚束ない玲美は、クラスで成績トップの優等生・愛香と陸上インターハイ選手の杜夫、機械オタクの隼人の協力を得て、カンニングによる入試突破を目指す。スリル満点の胸キュン青春コンゲーム小説。(amazonより引用)

うーん爽やか。カンニングものって他にドラマの「レッツ・カンニング」位しかしらないけど、どちらも良い感じにお馬鹿でほろりとさせてくれて楽しい。やっぱりカンニングするくらいだから頭悪いんだけども、でもカラッとしているから読んでて不愉快さはない、というか愉快。

ぶっ飛び気味なカンニング道具、美しき友情、青春を感じさせる道具立てはばっちりな状況でミステリ的な「陰謀」も。姉の死を縦糸に、カンニングを横糸にして主人公の心情を織り上げていく。正直クロケンにこんな爽やかな小説が書けるとは!こういう意外性は大歓迎だなぁ。

姉の死は拍子抜けながら、ほっとするものでイイ着地をしている。カンニングも最後でほろりとさせる辺りいいプロットだよ、ホント

やっぱり青春小説は面白い!