最後から二番目の真実

主にミステリの感想

もろこし桃花幻 -秋梨惟嵩

もろこし桃花幻 (創元推理文庫)

もろこし桃花幻 (創元推理文庫)

>>

道に迷った漁夫が行き着いたのは、戦乱を逃れた民の子孫が王朝の変遷も知らず平和に暮らしているユートピアだった―陶淵明『桃花源記』を思わせるのどかな村にやってきた、陶華ら旅の一行。ところが、落ち着く間もなく大騒動に巻き込まれ、下手人扱いの憂き目に遭う。道すがら連れになった一癖も二癖もある顔ぶれを見ればそれもやむなしかと、凡人の陶華は溜息をつくが…。もろこしシリーズ。 

<< 

 

いつのまにやら出ていた「もろこし」シリーズ最新作。今回は長編、というわけで一人一人のキャラクターが掘り下げられて……というわけではなく、いつもの「もろこし」のノリであくまで軽く、どんどん 話が進んできます。

 

今回は山と山の間にある桃源郷のような場所で起きる殺人事件。銀侠伝や紅夕禄にでてきた人が再登場してるのかな?正直、イマイチもろこしのキャラは覚えにくい。みんな飄々としてかっこよい上に強いからね。区別しにくい。

 

それはともかく、今回も結局は普段通り、とんでも武術の応酬とあっさりとしながらえぐい殺人方法が出てきて、達人が無双して、という内容。もはや様式美。でも面白い。