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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

名探偵になりたくて -保科昌彦

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護身術マニュアルを熟読していたある日、怪しげな男に跡を尾けられているという若い女性が、若槻調査事務所にやって来た。まさに理想的な脚線美の持ち主。依頼は自宅までのボディーガードという簡単なものだったが、僕が何者かに殴られ意識を失っている間に彼女は殺害されてしまった…!事件を防げなかった向坂は思い悩むが、ニュースを見ていてある矛盾に気づく。事務所にやって来た女性は被害者よりきれいな脚をしていた。別人のはず。自称・脚線美評論家の向坂くんが、不可解な殺人事件の調査に挑む、ユーモアとハードボイルドを絶妙に配合した、私立探偵ミステリ。 (amazonより引用)

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脚線美に魅せられて始まった事件だけど、読み進んでいくと結構真っ当で真面目で丁寧な展開。もう少しむっつりスケベな思考が入るかと思いきや、真面目な向阪に驚いてしまう。

 

あらすじだけ見ると、ドタバタミステリを想像するんだけど話は真っ当な探偵もの。少しづつ聞き込みで真相に近づき、ちょっとしたはったりで証言を引き出し、殴られたり尾行したり。うーん、ここまで真っ当だと却って困るくらい。

 

と、思っていたら予想外の真相!うーん、この真相はあらすじから想像できるけど、それまでの展開からは信じられない。真っ当だけど意外性のある、いい着地点じゃないかなぁ。 

 

本当真面目な小説。