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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

七人の探偵のための事件 -芦辺拓

 

七人の探偵のための事件 (ハヤカワ・ミステリワールド)

七人の探偵のための事件 (ハヤカワ・ミステリワールド)

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小さな田舎町・名鳴で住人の不審死が続発した。頼りにならない警察に業を煮やした町人たちは探偵招聘を決意。選ばれた七名の探偵は、第1の事件は森江、第2の事件はナイジェルソープ等と、事件を分担・推理するが、各人が解いた真相を繋ぐと何故か不可能犯罪が成立するという奇妙な事態に……ドンデン返しの連打に貴方は何度驚くか?  .他シリーズで活躍する個性派名探偵が一堂に会した豪華絢爛探偵祭り!! 

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 実は、この「警察が頼りにならないから名探偵を呼ぶ」というシチュエーションの作り方は上手いな、と思った。村の長老が名探偵を呼ぶのじゃ、というのは実は結構説得力があるんじゃないか、と。だって、名探偵をどう探すのか、意味があるのか、考えても仕方が無いからとりあえず動きますか、という気になるでしょう?

 

ただ、その後の名探偵集合から村にやってきて事件が起きて、以降はいつもの芦辺拓、という風で格別言うことはない。というか見え見えじゃない。見え見えなのを分かった上で冒険を楽しむのが本筋なんでしょう。

 

結構面白いけど、新鮮みはない感じ。