読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

最後から二番目の真実

主にミステリの感想

ノックスマシン -法月綸太郎

 

ノックス・マシン

ノックス・マシン

 

 上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。その論文のテーマとは、イギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール、「ノックスの十戒」だった。科学技術局に出頭したユアンは、想像を絶する任務を投げかけられる…。発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作「ノックス・マシン」、空前絶後の脱獄小説「バベルの牢獄」を含む、珠玉の中篇集。

 ミステリを題材にしたSF。このミス2014で1位と言うことだけど、どう考えても楽しめる人は限られてますよね。ミステリの古典を一通り読んで、かつSFも結構好きな人向けというか……

 

表題作のノックスマシンは、ノックスの十戒の無茶な「中国人は出すな」を題材にした作品。ミステリの見識について疑問を持たれていた某氏が読むべき作品でしょう。ミステリ的なネタとSF的な展開が上手いこと重なって面白い。

 

でもまぁ去年は特にこれといった作品がなかったんだなぁ、と思えてしまう。普段なら4位ぐらいじゃないの。