最後から二番目の真実

主にミステリの感想

緋色の研究 -コナン・ドイル  阿部知二訳

 

 

空家で殺されていた謎の死体。その壁に血で書かれた〈復讐〉の文字。この事件こそは、イギリスの軍医としてインドで従軍し、負傷して帰国したワトスン医師が、名探偵の名も高いホームズと出会い、初めて手がけた、忘れがたい最初の事件であった。とまどう警察を尻目に、快刀乱麻を断つがごときホームズのあざやかな推理は、過去にさかのぼって驚くべき真相に到達する。名コンビ誕生のエピソードをご堪能あれ。

 古典を読み返そう週刊に則って、緋色の研究。何せ読んだのは小学生のころなので内容は全然覚えていない。どう「緋色の研究」なのかがさっぱり覚えていない。

 

 読んでみると、初っぱなからホームズが手を見て職業を当てるなどホームズモノの定番エピソードがあって感動。また、この頃はハドソン夫人はちょっとだけしか出てこない。ホームズはまだまだ奇人変人ぶりが抑えられているのでまぁ、ちょっと変な人レベル。まぁ大学で謎の研究をしているようだけど。というかこの頃って良くわからない人が研究室を使っていて文句言うやつはいないのか?なんか不思議な感じ。

 

 死体に不自然に残る血液が意味するものを求めて、ホームズが口走る「緋色の研究」。おお、こういう意味の単語だったのか。昔を思い出しながら読むミステリは面白いな。

 

 ホームズのデビュー作だけど、ホント面白い。