最後から二番目の真実

主にミステリの感想

祟り火の一族 -小島正樹

 

祟り火の一族

祟り火の一族

 

 殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。
包帯男に語り聞かせる怪談に興味をもった劇団員の明爽子は、刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込んで、捜査に乗り出した。
舞台となった廃鉱山では、連続殺人が起きていたと判明。
解き明かされる真実から、火に祟られた一族の宿命が浮かび上がる。

 怪談を包帯男に語り聞かせるアルバイトに応募した主人公の明爽子はその理由を調べ始める。といった感じでつかむんだけども意外とあっさり理由らしきモノにはたどり着き、見えてくるのはおどろおどろしい昔の事件。肝になる中毒症やトリックそのものはあまり隠されていないので見破りやすい。

 

一方でその動機となると中々読めない。今回はトリックを捨ててwhyを取りにいった感じ。