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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

木曜の男 -G・K・チェスタトン 吉田健一 訳

 

木曜の男 (創元推理文庫 101-6)

木曜の男 (創元推理文庫 101-6)

 

 無政府主義者の秘密結社を支配している、委員長〈日曜日〉の峻烈きわまりない意志。次々と暴露される〈月曜〉、〈火曜〉……の各委員の正体。前半の奇怪しごくな神秘的雰囲気と、後半の異様なスピードが巧みにマッチして、謎をいっそう奥深い謎へとみちびく、諷刺と逆説と、無気味な迫力に満ちた逸品として、一世を驚倒させた著者の代表作!

 ブラウン神父で有名なチェスタトンの小説。推理小説とは違うが、やはりチェスタトンと言った味わい。秘密結社へ「木曜」として潜入した男が、次々起きる異様な出来事に翻弄され、最後にたどり着くオチで呆然とする。

 

推理小説ではないので、真相のどんでん返しや、謎、謎、謎の連打もないわけだけども、曜日で名を呼び合う奇妙な結社、無政府主義者よりも無政府主義な主人公。逆説のオンパレードな辺りはチェスタトンらしい雰囲気。

 

うーん、マンダム。