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最後から二番目の真実

主にミステリの感想

Diggin' Magazine special issue

 

  毎年、夏から秋にかけて色々な出版社からスノーボードムックが発売される。しかし、バックカントリーへ精力的に出かけるような人達は、春には次のシーズンの道具類を予約することが多い。

 

とすると、年季のはいったスノーボーダーはこういったムックは読まないのだが、Diggin' Magazineはそんな商売になりにくい所に違う角度で誌面を作り上げた。各ブランドの考えや姿勢を前面に出し、商品の説明は後ろに隠す。ブランドごとの考えをウェアなり、ボードなり、バインディング、ブーツを通して描いている。

 

このボードは反発がいいとか、ブーツのホールドが良い、ではなく「なぜこのボードを作ったのか」、「ウェアを作りはじめたきっかけや作り続ける理由は何か」、そういった普段知ることのない「精神」の部分が読める。単純に貴重な一冊で、稀な姿勢で作られている。

 

私は最近は性能の善し悪しではなく、モノの背後にあるブランドの目指すところやCSRでどういった活動をしているかで買うようになってきている。聞くところによるとサーファーは、自然の波で遊んでいるうちにいつしか地球環境を考えるようになるらしい。スノーボーダーも自然の雪で遊んでいるうちに、死ぬまで遊び続けられるような生活スタイルを築きたくなるようだ。